そうだ、高野山から京都へ行こう【2日目】

hiroz

2017年11月20日 16:59

10月12日(日)~14日(火)


紅葉を求めて、高野山から京都旅へ。

とりあえず12日の宿のみ事前予約、13日はキャンプ場の候補もピックアップしての成り行き次第。

※個人的な記録の為、長文及び写真が多目となっていますことをご了承ください。



■11月13日(月)

昨夜よりお世話になっている紀伊見温泉”紀伊見荘”。

部屋からはのどかな里の風景と南海高野線”紀見峠駅”を行き交う電車が良い感じ。


食事が魅力のこちらのお宿、ハーフビュッフェ朝食もやはり大満足。


食事会場レストランはこんな感じ、清潔感もあり意外に落ち着くスペースです。


折角なので、食後に朝風呂を浴びて温泉を満喫。

昨夜は個人的に好みの温度が高めのお湯でしたが、朝は低めに抑えられている様です。

起き抜けの急激な血圧の上昇等、健康に配慮されているのかも知れません。


そんな気持ちの良い宿を後にして、昨夜からの連れとのミーティングの結果、

結局京都にもゆっくり行きたい、高野山はとりあえず堪能?出来た、と言う事で次の目的地へ。


京滋バイパス”宇治西”出口から。


宇治川の鉄橋を渡る抹茶色の電車を横目に。


たどり着いたのは、十円玉でお馴染み。

■世界遺産”平等院”

私も始めての訪問ですが、今回は連れの希望で選択。

駐車場へ車を放り込み、左手に平等院の敷地らしき庭がちらちら見え隠れしながら宇治川沿いからたどり着いた”表参道”

スターバックスもなんだか宇治風味。


流石の世界遺産、平日だろうが関係なく観光客で溢れる、紅葉が美しい平等院正門付近。


鳳凰堂内部の拝観は別途料金に加え1時間半待ちでしたが、折角なので入館券を購入。
※購入時に時間が決められており、15分前に入場場所に集合するだけで良いのでその間場内を観覧できます。
※平等院の敷地内から出る事が出来ませんのでご注意ください。ただ場内やミュージアムを一通り観覧するだけで十分時間が潰れるかと。


十円硬貨の景観。

十円硬貨と一緒に記念撮影する方も(笑)

場内、平等院ミュージアム鳳翔館を観覧し集合場所に戻るとちょうど良い時間。

鳳凰堂内部をガイドの方について観覧。

鳳凰堂の本尊「阿弥陀如来坐像」は日本独自の寄木造りという構造技法を完成させたことで非常に重要だそうです。


高尚なお話も拝聴した後は、しっかり俗っぽく食欲を満たす為に参道脇のカフェへ。


おしゃれな”7種のおばんざいカフェ飯”は味は良くともお腹は張らず(笑)


不満足な連れをなだめながら宇治を後に京都市内へ。




相変わらず観光客でごった返す京都市内を抜けて、向かったのは連れと2人”京都と言えば”のこちら。

■大原三千院

私は4度目連れは3度目の三千院、手前の駐車場を無視し、いつもの最も近い駐車場まで車を突っ込みます。

紅葉はまさしくピーク。


三千院御殿門前の参道にはお土産物店や飲食店が立ち並びすっかり観光スポット。


初めて訪れた際には無かった光景ですが、今ではすっかり馴染みの景観です。


”三千院御殿門”から左入り口から入館します。


1200年の歴史がある三千院ですが、現在の大原には明治維新後に移ってきたそうです。

館内では写経体験等も行えますが、何と言っても境内庭園を眺めながら頂くお抹茶が至福。


お茶菓子の羊羹がホントに美味。連れは毎度にも関わらず絶賛。

※室内の撮影は禁止されていますが庭園の撮影は許可されています。

御所の紫宸殿を模して、大正15年に建てられた”宸殿(しんでん)”前の庭園”有清園(ゆうせいえん)”の紅葉は絶好の撮影スポット。

誰もがカメラやスマートフォンのシャッターを切っています。

重要文化財”往生極楽院”内部ではタイミングが合えば、お坊様の説法を拝聴する事が出来ます。


観光ポスターで良く目にする”童地蔵”


随分陽も落ちて一段と風情を感じる”往生極楽院”


平成元年に建立された”金色不動堂”本尊は重要文化財「秘仏金色不動明王」ですが、通常は拝見する事が出来ません。


敷地の最上部にある”観音堂”



三千院を後にする頃にはすっかり陽も暮れてしまいました。

平日でもあり帰宅ラッシュにも巻き込まれながら到着したのは”ホテルサンルート京都”


キャンプ道具を満載し、キャンプ場もピックアップしていたのですが連れとの協議の結果、観光をメインに市内に宿を取る事に決定。

と言う訳で、今回はノーアウトドアな旅となりました^^;

昨日とは打って変わってお部屋は完全なる洋室でこんな感じ。


こちらのホテルロビーは毎度京都らしい飾り付けがされており目を惹きます。



少々部屋でまったりして、早速夜の京都へ。

鴨川沿いを歩くとフォトジェニックなスポットがあちらこちらに。

結婚式場も和洋の絶妙なブレンド。


何だかんだ悩みつつたどり着いたお店はこちら。

■京町家ごはん”髙瀬川くりお”


こちらのお店は2回目ですが、冒険して京都で外すのは辛いと言う事で信頼のこちら。

京野菜の煮込み。


九条ネギたっぷりの鍋。


シーザーサラダも京野菜。


「お刺身ありますか?」と言うと「かぶら、生麩、湯葉、水茄子などありますが?」と。

こちらのお店では”お刺身”は魚では無いのでご注意を(笑)

唯一の”まぐろブツ切り”は魚にうるさい連れには残念ながら不評 ※刺身ではありません(笑)


”京野菜の煮浸し比べ”


九条ネギで全く見えない”自家製チャーシュー”


京野菜をこれでもかとたっぷり美味しく堪能しました。

鴨川沿いから少し西のお店周辺は、町家の並ぶ裏町風情が良い感じ。



ここまで来る際に連れが気になっていたイタリアンのお店でもう一杯。

■トラットリア ピッツェリア”アモーレ木屋町”


イタリア人(と思しき)ピザ職人の焼くピザと赤ワインで再び乾杯!


シンプルながら濃厚チーズたっぷりでかなり美味。

店内には本格的なピザ釜、イケメンなイタリア人(と思しき)職人さんが画になります。


このイタリア人(と思しき)ピザ職人がお客が帰る際に”グラッチェ!”と声を掛けていましたが、

日本人スタッフとバリバリ流暢な日本語で会話していたのを聞き逃しませんでした(笑)

こちらのお店は外国人のお客割合がかなり高く、それもまた良い雰囲気です。


すっかり酔っ払ってホテルへの帰路、嫌な予感通り酔うと必ず連れが欲する”シーフード・ヌードル”をコンビニでゲット。

折角のグルメ夕食は”シーフード・ヌードル”で締められ、どうにか入浴し就寝しました。

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